ドッグフードをふやかすメリット・デメリット|上手にふやかすコツと注意点を解説!

ドッグフードのふやかし方
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ドッグフードをふやかして与えるメリット&デメリット

愛犬がドッグフードを食べない時、まず試してみたいことは「ドッグフードをふやかすこと」です。

シニア犬となって消化機能が衰えてくると、今までのようにカリカリのドッグフードは勢いよく食べる事ができなくなります。また反対にこれから消化機能が成長していく子犬の場合は、ドライのドッグフードはまだ食べにくかったりします。

そんな時はドッグフードをふやかして与えてみてください。ただドッグフードをふやかすと言っても、いくつかのポイントや注意点があります。この記事では、ドッグフードを上手にふやかすコツやポイントを解説し注意点もしっかりと把握できるようにしていきます。

ここでは、「モグワン」「ドッグフード工房」を使って解説していきますね。

ふやかして与えるメリット

食事の済んだ犬
  • 消化吸収が良くなる
  • 満腹感が得られ、ドカ食い防止に
  • 胃捻転の予防
  • 香りが食欲を刺激する
  • 水分補給になる

消化吸収が良くなる

カリカリのドッグフードでは噛んで飲み込み、消化器官内の液でふやかしながら消化吸収していきます。愛犬がドッグフードを食べているところを見ても分かりますし、実際にドライのドッグフードを食べたことがある飼い主さんならわかると思いますが、かなり水分を持って行かれますし水分が必要になります。

このカリカリのドッグフードが体内でふやけて消化していくまでの過程が長いです。それを始めからふやかしてあげることで食べてすぐ消化できる状態になります。この事によってふやかしてドッグフードをあげることは消化が良くなることに繋がります。

満腹感が得られ、食べ過ぎ防止に

一目瞭然ですが、ドッグフードをふやかすことで見た目の量も実際に食べる量も増えます。このことで早食べをする愛犬や、決まった給餌量以上を食べてしまう愛犬の食べ過ぎ防止にも繋がります。

胃捻転の予防

愛犬が早食いだったり、食後すぐに運動をしたり、食後水を大量に飲んだりする場合に、胃捻転になってしまうことがあります。文字通り胃が捻転してしまうんですが、これはギガ驚いた状態とも言えます。

急激に食べる、急激に飲む、急激に食べた後動き回るということをした後に胃が驚いて捻転してしまうことがあります。

胃の捻転防止のためにも、ドッグフードをふやかして、家の負担を和らげることが大切です。

あと胃捻転は、遺伝であったり老化が原因でなり始めることもあります。老犬が胃捻転になりやすくなったらフードをふやかしてあげるようにしましょう。

香りが食欲を刺激する

鰹ベースだったり、チキンベースだったり、香り立つ原材料が使われている場合、ふやかしてあげることで再び香りがふわっと立ち、人間より味覚が鈍感な犬の鼻に香りの刺激となり、よく食べるようになります。

犬が食事を食べない時は、香りで食欲を刺激してあげることが大切です。

水分補給になる

カリカリのドッグフードは食べるのに、食事と別であまり水を飲まない愛犬がいます。こういった場合には、ふやかしたドッグフードを食べさせることで、食事と水分補給が同時に行えます。

育った環境で水が飲みにくかったというのもあるかもしれないのですが、あまり水を飲まない愛犬は、無理に水を飲まそうとしても、思うようにたくさんは飲んでくれません。

そういう時の対策として、ドッグフードをふやかせることによる水分補給があります。

ふやかして与えるデメリット

食事中の犬
  • 時間と手間がかかる
  • 噛む力が弱くなる
  • 歯に残りやすく歯周病の原因になる

時間と手間がかかる

ドライのドッグフードを袋からさっと取り出し、給餌量を測りささっと愛犬にご飯をあげている人にとっては、ドッグフードをふやかしてあげることは非常に手間に感じるでしょう。

ですがドッグフードをふやかす必要がある愛犬は、どこか健康上の問題があるので、飼い主として最後まで寄り添って世話をしてあげたいものです。

噛む力が弱くなる

ずっとふやかしたドッグフードを与えていると、シニア犬の場合は噛む力が衰えていくでしょうし、子犬の場合は噛む力の発達が遅れるかもしれません。

もちろん最期が近い愛犬に、無理やり噛む喜びを与えようと固いフードや、噛み応えのあるおやつを与えるのは話が違ってきます。

ですが一時的に、ドッグフードをふやかして与える場合は、状況が落ち着いたらしっかりと噛む食事も与えていくようにしましょう。

歯に残りやすく歯周病の原因になる

これは驚くほど変化があります。ドッグフードをカリカリの状態で食べている時は、勢いよく食べてその後水を飲めば口腔ケアまで出来ている状態でした。

ですが、ドッグフードをふやして食べさせていると、驚くほど歯についたりしてドッグフードが口の中に残ります。もちろん愛犬が自分でブクブクうがいをしてくれることもないので、飼い主が口腔ケアをする必要があります。

カリカリのドッグフードを食べている時のように、食後の口腔ケアをせずに放っておくと歯周病になってしまう危険性があります。

ふやかしたドッグフードを与えるのに適した愛犬は?

くつろぐミニチュアダックスフンド

どんな愛犬にでもふやかしたドッグフードを与えればいいというものではありません。では適したのは、どのような愛犬でしょうか?

シニア犬(老犬)

まずドッグフードをふやかして与える必要があるのは、老健です。

噛む力が衰えているため

元気だった頃を覚えていると想像もできないのですが、体力も弱り噛む力も弱ってくると、今まで何気なかったカリカリのドッグフードが噛めなくなります。喉に詰まったりもします。

普段からよく観察してあげて、カリカリのドッグフードが食べにくそうな兆候が見えたら、ドッグフードをふやかしてあげましょう。

食欲が低下しているため

食欲が低下している時に、カリカリのドッグフードは唾液も吸い取られますし、非常に飲み込みにくいです。

食欲もないし飲み込みにくい、という状況になったらドッグフードをふやかして、食べやすく飲み込みやすくして与えてあげましょう。

子犬(2ヶ月頃まで)

2ヶ月くらいまでの子犬は、歯も生えそろっていないし、消化器官も成長途中です。

なのでふやかしたドッグフードを与えることで、歯が生えそろっていなくても食べることができますし、消化器官が成長中でも十分に消化することができます。

いつまでも、ふやかしたドッグフードを与えていては、歯も消化器官もうまく成長できません。なので2ヶ月を過ぎたあたりからは、ドライのドッグフードを与えるようにしていきましょう。

食欲不振の犬

食欲不振の犬は、唾液が持って行かれて喉が渇きそうなドライのドッグフードはなかなか食べてくれません。

ですがドッグフードをふやかすことで、香りがたち鼻からの刺激もあるので、ドッグフードが美味しそうに感じられます。ふやかしてあげることで、食欲も戻ってくるかもしれません。

また食欲不振の時は、水分補給もちゃんとできていない愛犬がいます。そういったときも、ふやかしたドッグフードを与えることで、食事と同時に水分補給もできます。

ドッグフードの正しいふやかし方は?コツを画像と動画付きで解説!

ドッグフードのふやかし方はおおよそ以下の3種類になります。ふやかすドッグフードの種類によって、硬さが違ってきますのでお湯の量、温度(レンジで温める時間)などが、違ってきます。

  • ぬるま湯でドッグフードをふやかす場合
  • 電子レンジでドッグフードをふやかす場合
  • 水でふやかす

ここでは大体の方法を解説しますが、細かい部分はあなたが愛犬に与えているドッグフードで実際にやってみながら調節してください。

ぬるま湯でドッグフードをふやかす場合

STEP
1回分の給餌量のドッグフードを皿に盛る

数回分まとめてふやかそうとしないで、1回分の食事量にします。

STEP
30℃~40℃のぬるま湯をドッグフードがひたひたに浸かるまで注ぐ

気になる人は、しっかりと計量しながら与えてください。

STEP
5分~15分(お好みに応じて)置く

置く時間に決まりはありません。愛犬の状態や好みに合わせて調節してください。

STEP
好みの柔らかさにふやけたら完成

あくまでも、あなたの愛犬に合うように調節することが大切です。

ぬるま湯を注いでから5分経過

ぬるま湯を注いでから10分経過

ぬるま湯を注いでから15分経過

ふやかした際のぬるま湯も一緒に与える

ふやかし終わった時に、まだ水気が残っていても捨てないで、ふやけたドッグフードと一緒にあげてください。残っている水にもドッグフードの栄養が溶け出していますので捨てずにあげましょう。

電子レンジでドッグフードをふやかす場合

STEP
一回分の給餌量のドッグフードを皿に盛る(耐熱のもの)

数回分まとめてふやかそうとしないで、1回分の食事量にします。レンジで使える器にします。

STEP
水をドッグフードがひたひたに浸かるまで注ぐ

この後温めるので、ここでは水でOKです。

STEP
器にラップをし、500Wなら20秒~30秒ほど加熱する

夏と冬でも時間は変わってきます。あなたの環境でちょうどあたたまる時間を見つけましょう。

STEP
好みの柔らかさにふやけたら完成

あくまでも、あなたの愛犬に合うように調節することが大切です。

水でふやかす場合

結構、暑い時期で面倒な場合は、これをやることがあります。

そう、水でふやかすふやかすだけです。

危険だという人も多いのですが水道水は犬は普通によく飲みます。都会のフッ素や塩素のたくさん入った水はあまりお勧めできませんが、田舎の方のまだ人間が飲んだり歯磨きや洗顔に使って異臭がしない水道なら大丈夫だと思います。

ここでミネラルウォーターを使う人がいますが、水道水よりもミネラルウォーターの方が危険です。ミネラルウォーターは、尿結石の原因になります。なので水でふやかす場合は、水道水か白湯がいいでしょう。

STEP
一回分の給餌量のドッグフードを皿に盛る

数回分まとめてふやかそうとしないで、1回分の食事量にします。

STEP
水をドッグフードがひたひたに浸かるまで注ぐ

一度沸騰させた白湯か、水道水、または浄水器を通した水のいずれかを使います。

STEP
5分~20分程度置く

夏と冬でも時間は変わってきます。あなたの環境でちょうどあたたまる時間を見つけましょう。

STEP
好みの柔らかさになったら完成

あくまでも、あなたの愛犬に合うように調節することが大切です。

早くふやかす方法は?

予め、フードプロセッサーやミキサーで、ドッグフードを細かく砕いておきます。それを大さじ何杯という感じですくい、皿に入れてふやかせば、早くふやけてくれます。


ドッグフードをふやかす際の注意点は?

熱湯を使わない

ネットを使うことで、ドッグフードの材料の中に配合されている栄養素が壊れてしまうことがあります。特にビタミンやミネラルを後で追加しているようなドッグフードの場合は、熱湯で栄養が損なわれてしまう可能性があります。

もちろん完全な天然素材のドッグフードでも、熱湯そのものを掛けてしまうと栄養素が壊れてしまう可能性があります。

温度としては40°c以上のものは使わないように注意したいところです。

火傷に注意する

またドッグフードの栄養素に関して以外でも、愛犬がそばにいたりすると不慮の事故で犬も飼い主もともに火傷を負ってしまうことがあります。なのでコンロに火をかける場合は、愛犬がそばにいないことを確認してからにしましょう。

ミネラルウォーターや牛乳を使わない

ミネラルウォーターは、含まれているミネラル分が尿結石の原因になります。また、牛乳は犬の体に合わず消化できないので、下痢を起こしてしまいます。

どうしても愛犬にミルクを与えたい場合は、犬専用の物を与えるようにしましょう。

冷たい水は使わない

また暑い時期には、冷たい水を愛犬に与えたくなりますが控えるようにしましょう。そもそも犬は自然界にいるときは、冷たい湧き水は例外として、普段は常温に近い水を飲んでいました。なので、人間が好んで飲むような冷たい飲み物は与える必要はありません。

冷たい飲み物を与えると、犬も胃腸が弱り夏バテしてしまう可能性があります。

1回に食べる分だけふやかす

どうしても面倒くさい時に、ドッグフードをふやかすれる食事を男色文化まとめて作りたくなります。ですがふやけたドッグフードは菌が繁殖しやすくなっていますし、暑い時期だと腐りやすくなります。

作り置きはしておかない

ふやかしたドッグフードを与えたばかりの時は、部屋も冷房が効いているし大丈夫だろうと置いておくと暑い季節だとドッグフードが傷んでしまいます。腐ったドッグフードは与えたくありません。

作り置きをしていて、飼い主は安全だと思っていても、一度ふやかしたドッグフードは傷みやすくなっています。気が付かないうちに腐っていることもあるので、ふやかしたドッグフードの作り置きは避けるようにしましょう。

ご飯やパンを与える場合、ふやかした方が良い?

ドッグフードの代わりに主食としてお米のご飯やパンを与えている場合、愛犬が老犬になってきたり食欲が無かったりした時に、水でふやかして柔らかくした方がいいのか悩むことがあります。

ふやかす必要はない

ドッグフードの場合は、カリカリの状態で食べるかふやかした状態で食べるかの二択になりますが、ご飯やパンの場合は料理の状態として様々な形態があります。

茹でたり煮込んだり、様々な調理方法で料理の携帯もいろいろあります。なのであえてふやかすという選択肢ではなく、煮込んだりスープにしたりすることで、食べやすくすることができます。

なのでイメージとして「ふやかす」というのはドッグフードに限ったことと考えると良いかと思います。

健康な成犬にふやかしたドッグフードを与えても大丈夫?

元気な成犬

犬の栄養管理士として愛犬の食事の事を考えた場合、特に問題はありません。

全く健康に問題がなく、何でも食べる愛犬の場合でも、水分補給をあまりしない場合はドッグフードをふやかして与えることもあります。

また、だし汁のような味のついた汁でふやかした場合には、それが美味しくて好んでふやかしたドッグフードを食べる愛犬もいます。

ずっと、ふやかしたドッグフードを与えていると、成長中の子犬だと噛む力が成長しにくかったりします。また成長した犬でも噛む喜びというのも必要ですのでドライのカリカリフードをバリバリと食べることも必要だったりします。

様々な状況で様々なフードを与えていくことになりますが、何が何でもこうでないということはありません。愛犬の食事の様子や遊ぶ様子などをきちんと観察して健康状態を見極めながらご飯をあげるようにしてください。

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